Nick Turpin street portraits for Menshealth from Nick Turpin on Vimeo.
以前から書いていますが、結婚式のビデオ撮影にも「canon 5D MarkⅡ」という存在によって、今までの写真カメラマンとビデオカメラマンの境界線が曖昧になってきています。もちろん、目的と方法はそれぞれ全く違うのですが、使用する機材が同じである事もあるため、双方の仕事の仕方への興味が増えてきている様に感じます。「今まで関係ないと思っていたけど、そっちはどうなの?」みたいな感じで。
私も元々映像で、写真などは扱ったことが少なかったのですが、最近はいろいろと勉強をしています。映像側から見るとその大きな違いは「照明の多様性」を強く感じます。映像でも映画やドラマなどではしっかりとした大掛かりな照明を組み、光の演出を施しますが、一瞬をとらえる静止画像の場合は、それが簡単に表現できます。フラッシュ、まさに一瞬の演出。
フラッシュはワイヤレスでコントロール出来き、バッテリーのもちも良く、小型(あくまでビデオと比べて)。映像で照明を組むとは比較にならないくらい手軽で、応用も利きます。なんだか写真も面白いなと思うこのごろです。
しかもブライダルなどの場合は半分ドキュメンタリーですので、ビデオカメラマンの方で会場に照明を付け加えるなんてことはまず出来ませんが、写真のフラッシュですと一瞬、光れば良いので、元々の会場の雰囲気を崩す事なく演出を加える事が出来ます。いいなあ。
でも実際の結婚式の会場では、決まってスチルカメラマンさんはカメラにオンの上向き天井バウンスのフラッシュしか見た事がなく、もっと積極的に照明にチャレンジしたら良いのになあ、と思う事もあります。人手が足りないという事もありますが。。。
照明を積極的に使ったブライダルフォトグラファーの方いらっしゃいませんか?