ブーケアンドリールではたった一度しかないお客様の大切な映像をお預かりするため、データのバックアップ体制の完全な見直しと改善を行いました。
まず撮影現場にて撮影された映像データはCFカードに記録されますので、事務所に帰るとすぐにバックアップメインハードディスクへコピーされます。
メインで使用しているバックアップHDは「Drobo」というRAID(ハードディスクをいくつもまとめて、1つのディスクが壊れてもデータが保全できるようにしたもの)を以前から使用しています。これは、BeyondRAIDと呼ばれる設計で、異なる容量やメーカーのHDを簡単に追加できる簡易性と安定性を持っています。
http://www.drobo-jp.com/
現在2T3つと、3T1つを使用しています。万が一いずれかのディスクにて故障が起こった場合、直ちにアラートがあがり、問題のディスクを引き抜いて、新しいディスクを差したらすぐにデータの復元が開始されます。
こちらのメインディスクにオリジナルの撮影データを保存して行きますが、容量がいっぱいになると、古いディスクを新しいものと交換し、古いディスクに古いデータを移動させて、別途保管してゆきます。
さらに直近の未納品のデータは、サブバックアップディスクに2重コピーをします。
もちろん、編集作業を行うときは別のディスクに撮影データをコピーし、スタンドアロンで作業を進めます。
また撮影済みのCFカードは、時間撮影使用する時に(上書きをする前に)必ず、バックアップの確認を行います。
「戦場では予備が一つある事が、実質1つ持っている事と同義だ」とどこかで聞いた事があります。念には念をいれ、万全のバックアップ体制を整え、大切なお客様のデータを守ります。