結婚式ビデオの撮り方、なかなか書けず申し訳ございません。最近はおかげさまで撮影も忙しく、毎週どこかの会場所でビデオ撮影を行っていますが、ビデオで撮影されている方もまだ多いですね。特にご親族のおじさまやご兄弟が多い気がします。 (ちなみに少し前に流行っていた一眼レフ女子、最近はあんまり見ない気が、、、)
そこで撮影のプロから少しアドバイスみたいなものが出来ればと。ご結婚式って特殊な環境ですからね。
でも、今日はちょっと番外編で、最近使って感心した民生用のビデオカメラの進化をご紹介します!
HC-V520M!これすごい
PanasonicのHC-V520M。これ、いまPanaさんの民生用で売り出し中ですね。桜の模様バージョンもあるので春に出たのかな?これ実は子供の幼稚園の発表会用に買いました。でかい一眼レフと三脚持っていくのはどう考えても無理があります。まず席が移動できない!あと、「後ろの人から見えるように三脚は低くしてくださーい」と言われてしまいます。
やはり一応「プロ」なので、機材を持ってったからにはマジで撮りたいですが、いろいろと制限のある中では、それは無理ですよね。それより、周りの方とお話ししながら、「ほどほど」に撮るのが一番ではないかと。
で、小さいビデオカメラないかな?と探していたところ、これが評判がいいと、早速買いました。なんと3万ちょいで買えます!フルハイビジョン!内蔵メモリー!バッテリー!手振れ補正付き!!すごいな。。
魅力の一つはその小ささ。こんな感じで片手にすっぽり握れてしまいます。
これだったらお母さんたちも気軽に疲れずに撮れます。この「気軽」ってすごく大事!携帯の写真とかと違ってやっぱりビデオって「よし、撮るぞっ!」と少し気負ってしまうとこがあると思うんです。なので、出来る限り軽く、小さく、かわいくして、録画スタートボタンを気軽に押せる作りが家族ビデオでは重要なんじゃないかと思っています。
その点これはすごくいいですね。モニターを開ければすぐにプリープから復帰しますし。撮り逃しなし!
手ぶれとピントについて
家族ビデオであと大切なのは手振れ補正とピントですね。手振れ補正はほんとにすごい。ビタッっと止まり、にゅるっと動きます。この手振れ補正っていろんなクセがあり、なかなか止まってほしいとこで止まらず、動いてほしいところで動かないみたいな、事があります。技術的にもこの辺のさじ加減と言うかアルゴリズムって相当突き詰められていると思います。でもこれはほんと気持ちよく動かせますね。確実に進化しています。
あとピントも顔認識でばっちりあいます。しかも顔を個人認識してその人のみロックできたりします!すごい我が子のみロックオン!
子供の発表会も全て手持ちで、かなりの距離から撮ったのですが、ほんとに安定して撮れました。皆さん結構三脚を使ってられるんですが、もし、三脚の前に前のひとの頭がかぶっちゃったらどうします?こういった状況って、運動会でもあると思うんですけど。。。こういう場合、三脚を動かすのってすぐに出来ませんよね。前の人にもちょっとイラッと来ちゃうかも。
なので、カメラは手持ちの方がいいですよ。
今のは手持ちで充分うまく撮れますから。不安だったらちょっとカメラを固定する練習をしてくださいね。ポイントは右手だけで持たず、必ず左手をモニターなどにそえる事!支点が一つ増えるだけで安定度が全然違います。あと座っている場合は膝にもつけるなど。
いや、しばらく見ないと民生用の機器の進化って凄まじいものがありますね。ただ生きているだけでこういった素晴らしいものを皆さんが開発してくれる事に感謝!