最近、ウェディングではご自身で映像を作って上映される方がものすごく増えてます。新郎新婦はもちろん、ご友人の余興でも。すべての余興の組が映像を使用し、続いてサプライズ映像まであるなんて事もよくあります。
「映像の楽しさ」が一般化して、皆さん気軽に映像を作れるようになった事は本当にいい事ですよね。これって、スマホカメラやPCでの編集の簡易化なども大きな原因でしょうけど、根本にあるのは、一言で言うと
「びっくりさせたい、でも恥ずかしいから事前に作っちゃう」
って事だと思うんですけど、どうでしょう?
ただし、楽しい映像上映も気をつけなければ時々トラブルも目にします。そこで、現場で見ちゃったトラブル例から、映像持ち込みで気をつけたいポイントをいくつか。
映像の編集は思ったより時間がかかりますので、余裕をもって準備を
「プロフィールムービーを自作しようとしたんだけど、最後の編集がうまくいかなくて、昨日寝れなかった。。。。」など。こういう新郎さんは本当に多くいらっしゃいます。
映像の編集って本当に思ったより時間がかかって煩わしいのもなんです。予定より余裕をもって制作を始めてくださいね。(特にディスクへの書き出しがうまくできない方多し!)
会場で事前に上映チェックをしてもらいましょう
ご友人の方々、サプライズで当日上映を狙っても、事前に会場の設備で上映テストをしてもらいましょう。ディスクによっては再生できない場合もあり、違う意味でサプライズになります。
上映は16:9に対応していますか?
これはキチンとした上映設備を備えて、映像の上映に慣れている会場などでは問題ないかと思いますが、例えば上映時にプロジェクターを台車の上にのせてゴロゴロ運んでくるような会場の場合はちょっと注意が必要かもしれません。まだ映像上映に慣れてない(会場設備が追いついていない)のかも。
16:9とはハイビジョンの横長の縦横比です。今のカメラですと普通に16:9で撮影しますよね?たまに4:3のアナログ時代の縦横比でしらっと再生される会場様もございます。。。この場合はなんと映像が縦に伸びてしまいます!(でもゲストの方はあまり気づいていない場合が多いですが。。。)これ、最重要ポイントです。
あとは、音のレベルを確認いてもらう事ですね。ちょっと気をつけてサプライズを狙ってください。