先日、撮影させていただいた会場様で、とても印象的なシーンがありました。それは、新郎新婦様がおひらき後に担当のプランナー様に花束を渡す。感謝の気持ちを込めて。3人で涙してらっしゃいましたね。
プランナーさんは新郎新婦と一番近い存在。会場選びでお会いした時から、ずっとお二人のご準備の様子を見守って、応援してきたわけですね。きっと準備で悩んだ時も、親身に相談に乗ってくれる「同志」だったんだなと、そのシーンだけで想像ができました。本当の信頼関係。
「このプランナーだったからこの会場に決めた」そういう新郎新婦様は多いです。
そう、場所や設備、会社で選ぶのではなくて、「人」で選ぶんです。
未だに高級感あふれる都会的な最新の設備の会場様でも、「心」のない対応をされるスタッフさんを目にすることもあります。おそらくお客様には見えないところで。(外部業者だから見えちゃうんです)そういった方はまだ気づいていない。
「人」が大事。映像撮影として現場にお呼ばれする時、ご一緒させていただくスチルカメラマンさんも「指名」で新郎新婦様から選ばれた方が圧倒的に多い現状があります。信頼、特に極プライベートなシーンをお願いするのであればなおさら、そこに顔が見えなくては安心できないのはわかります。
うちはすべての過去作品に製作者の氏名を明示し、基本的に私「石井」が責任を持ってすべてお受けいたします。時にエンドロールなどとセットでご依頼いただく場合は、必ず信頼できるスタッフの過去作品をご覧いただいてから、お任せをいただく形にしています。
情報が氾濫すればするほど、信頼はその最小単位の「人」に集約していく。