セルフィーも自撮り棒もいいけど「写真撮ってもらっていいですか？」っていい。

ウェディングは今がシーズンですね。先日は軽井沢に撮影に呼んで頂きました。さすが爽やかですね。私の故郷でもある長野。とてものんびりしていて落ち着きます。

駅にいると、「写真撮ってください」。久しぶりに声をかけられました。「あの、軽井沢駅ってわかるように入れてくださいね」。はいはい。

そう言えば、最近こうやって「写真撮ってください」って言われること少なくないですか？あ、そう言えばこの前の京都でも言われることはなかったなあ。京都は今、修学旅行シーズン。また外国からの観光客の方も多い。有名な観光場所、八坂の塔、伏見稲荷大社など、殆ど外国です、本当に。海外の日本人街を歩いているみたい。でも、全然「写真撮ってください」って言われることはありませんでした。

なんでだろ？そうだ、見てるとみんなスマホで自撮りしている。セルフィーっていうやつですね。あと、アジアの方に多いのが「自撮り棒」これ、日本人はほとんど使わないと思うんですけど、海外の方って使用率高い。新幹線のホームで「自撮り棒禁止」て張り紙、誰がするんだろうと思っていたけど、そういう事なんですね。やっぱり見ず知らずの人にちょっと写真を撮ってもらうの、少し恥ずかしい。

一眼レフを持っている方も多いですけど、それは景色を映す方がメイン。そして、あんまり他人に預けにくい代物ですもんね。そんなことを考えながら、神社で一人、人の途切れる瞬間を狙ってじっとしていました。

「写真お願いしていいですか？」ノスタルジーを感じる言葉、そこからコミュニケーションが生まれる。そんな瞬間、今は結婚式の高砂周辺のあの辺りが、最後のそれを感じれらる場所なんでしょうか。