先週末は沖縄にご結婚式の撮影にお呼ばれ頂き、行ってきました。久しぶりの沖縄、調べてみると前回は5年前。そんなに前なのか、なんかつい最近行ったきがするんだけど。今回は以前よりかなり北の方、那覇市より遠く離れて結構田舎の夕景が広がる本当にのんびりしたところです。
前日の夜に着いたので、少し近くのホテルで時間を潰し、お二人は明日のご準備をされるということなので、隣の会場へ歩いて向かってみることに。
でも沖縄を侮ってはいけませんね。本当に数百メートルですが、その道のりは漆黒の闇です。いや、久しぶりに本当の真っ暗を体験できました。よく歩道から飛び出さなかったな。目をつむっても、開いても一緒という状態でしばらく歩く。あたりは聞いたことのない虫の声と波の音。こんな時、大好きな稲川淳二の沖縄の話を思い出しちゃいけない。。。
なんとか会場に到着してお二人のご準備のご様子を少し撮影させて頂きました。沖縄のリゾートウェディング、いわゆるリゾ婚ってやつですね。都会とは全く異なる環境へポンと来る。その「非日常感」が素敵な思い出となるでしょうね。気の許せる仲間と親しい親族のみ。楽しい雰囲気でずっと笑顔が溢れたご結婚式でした。
もう一つ、お二人もおしゃっていましたが、やはり「人の魅力」。ここの会場様のスタッフさんはみなさん本当に素敵な方ばかり。普通は提携外のカメラマンは少し怪訝な顔をされるわけですが、全くそんなそぶりもなく、「一緒に素敵な1日を作り上げる仲間」としてとても親切にご協力頂けました。それも「外部の業者にも親切にするマニュアル」からではないんですよ。そりゃ、いろんな会場、いろんなスタッフさんに接する中でわかってきます。この方は本当に心から思ってくれているんだなって事が。
だって、「涼しいチャペルから暑い外に出た時に湿気がすごいのでレンズの結露とか気をつけてくださいね!」とか言ってくれます?笑 本当に温かい気持ちに囲まれた幸せなお二人です。
沖縄に来てもやっぱり「人」。
景色がいい、気候がいい、のんびりしている。それも大きな魅力のこの地ですが、ここへ来ても思い知らされるのは「人の魅力」ということ。人の真心がなければうわべだけのご結婚式になってしまう。そんな事を知っているお二人なんでしょうね。とても素敵なご結婚式を体験させて頂きました。