かねてから噂されてましたキャノン EOS 7Dが発表されましたね。そのビデオ撮影機能に関して、いろいろと期待を持たれていましたが、ようやく詳細を見る事が出来ました。
- 1920×1080ピクセル(29.97/25/23.976fps)
すばらしい。5D MarkⅡにはなかったフルハイビジョン24Pが実現です。これで、5Dを使った映像のフレームレートを無理矢理に24P化することもなくなります。被写界深度が浅い映像と、24Pの動きが実現する映像はどんなものでしょう?早く実写が見てみたいです。挙式後のフラワーシャワーのシーンとか。
- 「静音モード」も引き続き搭載
これもすばらしい。5Dに引き続き、動画撮影には必須ですね。あと、対応レンズの手ぶれ補正の実力も気になるところです。
- 電子水準器は水平と前後、2軸を感知可能で、ライブビュー撮影時にも傾きを標示させることができる
これがほんとにすばらしい。「デジタル水準器がすごくいいです」でも述べてますが、ハイビジョンカメラでの水平取りはかなり重要です。これが小さいビューファインダーであればなおさら。それが2軸で付いている!すばらしい。。。撮影ポジションが常に変わり、手持ちが多い結婚式のビデオ撮影には助かりますね。
- 絞り/シャッタースピード/ISO感度を任意設定可能なマニュアル撮影にも対応
これは5D MarkⅡからの継承ですね。でも、単眼のマニュアルレンズを使用する事が多くなりそうですので、あまり大切ではないかも(シャッタースピードマニュアルは重要ですね)
- 映像圧縮:MPEG-4 AVC 可変ビットレート
これはいい、圧縮率が高くなるので5D MarkⅡよりは記録容量が上がるでしょう。H.264ももはや扱いなれてきましたので。
- APS-Cセンサーサイズ
あとはセンサーサイズですが、これは実物を見てみないとわかりませんが、5D MarkⅡよりはサイズが小さく、ディティール、被写界深度は深くなるでしょう。この点に関してはまたフィルムメイキングに使用するには早いと考える人も多いようです。(5D MarkⅡの24P化を求める声がまだ続くでしょう)
しかし、DSLR 【デジタル一眼レフカメラ】による映像制作が本当に拡大する大きな一歩になるでしょうね。ブライダルので使用も見られる様になるのかな?