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今日も少し映像制作に関わるツールの紹介をさせていただきたいと思います。

いわゆるプロダクションと呼ばれる映像制作の業務を行っていると、プロジェクトの管理と言うことが非常に重要な作業になってきます。

プロジェクトの管理と言うと、通常はプロデューサーだったりデレクターさんが行ったりするものですが、皆さんどうやってるんでしょうね? 私の周りではそう言った映像関係のプロダクションさんで、「こんなツールを使って便利に管理している」という話はあまり聞いたことがなく、逆に今でもショートメッセージやメールの返信を片っ端から片付けていくという、アナログな仕事スタイルを今でも続けているような職人さんも見かけます。

それが悪いというわけではないですが、その制作スタイルが直接お客様サービスに結びつくわけなので、できるだけ工数少なくスマートにできたら最高なわけですよね。

翻って、いわゆるビデオグラファーと呼ばれる個人で映像制作を全て受け入れている人間からすると、撮影もするし編集もするしプロジェクト全体の制作進行も行う。これって結構内容的にはハードなわけです。ですので、それを補ってくれるツールがないかと以前からいろいろと探していました。

今まで使っていたのはkintoneというプロジェクト管理ツール。こちらは少し費用がかかりますが、フォームの内容を簡単に編集できたり、自分好みにシステムを作り変えることができるという点に関して、すごく使いやすく重宝してきました。

ただ難点を挙げるとするならば動きが少し遅い。あとは自分で内容をカスタマイズできるというところにも関係するんです、例えばtodoを書き込んでいく際にその手順がスムーズに体系化されていない。簡単に言うと「操作が気持ちよくない」これって重要なことだと思うんですよ。

そこで発見したのが「Asana」というプロジェクト管理ツール。
https://asana.com/
Asanaロゴ

調べたところによると、やはり新しいツールというのは IT系の方から使い始めてるみたいで、そういった企業の方々のプロジェクト管理ツールとして評価が高いみたいです。

このツールの成り立ち、 Facebook の誰々が、なんちゃらかんちゃらして作ったものという話は置いといて、 このツールが映像制作のプロジェクト管理としてどういう使い方ができるか?ということをご紹介できればと思います。

まずこのツールのベースはtodo管理です。

まずプロジェクトを作り、その配下にいくつかのtodo項目を作っていく。さらにその配下にもtodoを追加していくことも出来ます。

これを私はプリプロダクションと、プロダクションと、ポストプロダクションに大きく分けました。こうして制作工程を分けて、その配下のtodo項目を箇条書きで書き出していく。そう、それぞれのtodo項目は、何かボタンを押して新規追加していくということではなくて、ただ単に改行をしていけば新たなtodoが追加されるという、とてもシンプルで気持ちよく操作ができるように考えられています。

Asanaメイン画面

そしてそれぞれの項目にコメントを書くことができ、詳細な内容を書き込むこともできます。

Asana詳細追記

すべての作業は履歴として自動的に残る。もちろん検索でキーワードによる全ての情報検索できます。

とにかく触っていて気持ちがいい。 todoにチェックを付ける際のアニメーションもシンプルで美しく、やはり直感的に触ってて楽しいと思わせるギミックがかなり慎重に作られているという感じがします。こういう所って大事ですね。

もちろん関係者にアカウントを作ってもらえばデータを共有することもできますし、チームでそれぞれの進捗を共有し、コラボレーションをしていくということもできます。

さらにスマホアプリもあり。こちらもシンプルで、使っていて楽しい見た目。

Asanaスマホアプリ画面

こういったツールは映像制作のセンスやスキルなどとは、全く関係ないことかもしれませんが、これから増えていく全てを自分で行わなければいけないような少数精鋭のプロジェクトだと、こういった単純な「業務」のせいで、本当に必要な時間を奪われ、クリエイティブな箇所がおろそかになるというのは本末転倒です。

そういった無駄をできるだけ除いていければ、もっと自由に個人のクリエイターが活躍できるのではないかと感じています。(だっていらないでしょう、プロジェクトの管理に才能なんて)

映像制作にもおすすめのプロジェクト管理ツール「Asana」是非一度使ってみてください 。さらに少人数だとフリーなところも魅力です!

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