現在、ハイビジョン撮影のプランでは画面の縦横比に「シネマスコープ」を選択しています。
「シネマスコープ」とは?
シネマスコープとは、映像画面の縦と横の比率がの2.35:1の、ちょっと横長の映像サイズを言います。現在の劇場公開映画のおよそ半分はこの画面サイズで作られています。ちなみにシネマスコープという名称は20世紀FOXの登録商標との事です。
残り半分は、「ビスタ・サイズ」と呼ばれる1.66:1のサイズです。これは、ハイビジョンのサイズ1.78:1(16:9)とほぼ同じです。
両方を比べるとお分かりの様に、シネマスコープはハイビジョンやワイドテレビで見た場合、上下に黒い枠が入り、少し細めの印象があります。ハイビジョンよりさらに横に長い画面で、映像の臨場感やスケール感、また特徴のある構図を可能にします。映画を見ていても、壮大でスケール感のある映画はシネマスコープ。コメディやドラマなどはビスタ・サイズが多く選択されている様に感じます。
という事で、ブーケアンドリールでは
- SDプラン(通常のDVD)は「ビスタ・サイズ」
- HDプラン(ハイビジョン撮影)は「シネマスコープ」
を選択し、それぞれに合った構図でご結婚式の撮影を行っています。シネマスコープサイズのでドレスのショットや、チャペルの全景などはとても絵になるんですよね。グレードを選ばれるときの一つのポイントとしてご参考頂ければと思います。