このところのビデオ技術の話題といえばやっぱりデジタル一眼レフカメラでの映像撮影です。見た目は写真のカメラで高精細な映像が撮影出来ます。そのイメージセンサーを最大に利用した映像のクオリティとレンズの豊富さ、そして被写界深度の浅さ、まるで写真が動いているような映像の品質にビデオカメラマンもクラクラです。
誰かが言っていた様に、近い未来には映像撮影は「レンズ」がメインになり、本体に含んだイメージセンサは小型化し皆同じようなものになる。あとはコントロールを行うソフトウェアの違いのみ。私もこの意見に同感です。
現時点での結婚式の撮影では、写真のカメラマンとビデオのカメラマンが多くの場合、同時に撮影を行っております。近い将来、その両者が持つ機材は同じものになるかもしれません。(あくまで機材は同じものということです、撮影の目的や方法は違うので違った撮影の仕方になるでしょう)
現に海外のブライダルビデオ業界ではcanon EOS 5d MarrkⅡなどのデジタル一眼を撮影に積極的に使用しています。
また、写真の現場では映像で被写体を連続して撮影しておいて、一番良い瞬間を静止画像として切り出し、印刷すると言う手法もあるようです。映像記録の解像度が高くなればそういった事も可能でしょう。
フォトグラファーの安部陽二さんのブログから
Esquire誌の表紙 — Y2-Design.com Blog
http://www.y2-design.com/2009/05/esquire_meganfox/#more-937
今後の結婚式の現場では。。。写真とビデオカメラマンと機材では見分けがつかなくなるのかも。そのときはこんな機材で差別化を。被写体になる皆さんに「私はビデオカメラマンですよ、フリーズしないでくださいね」とアピールする事も必要になるのかも。