最近、暑くなってきましたね。ブライダルには厳しい季節が始まっています!と、でもうちではだいぶ前に夏の戦いは始まっていました。随分と前になってしまいましたが5月のゴールデンウィークになんと沖縄でのご結婚式の撮影のご依頼を頂きました。もちろん大阪からでもかなりの遠方で、出張料もそれなりなのですが、ぜひにという事で、撮影に行かせて頂きました。(本当にありがたいお話です)
ここ、事務所のある寝屋川から今回は関空発で行ってみました。近所の駅から1時間、リムジンバスはほんと快適です。これはありですね。
関空の朝は。。ほとんど人がいません。ゴールデンウィークのはじめだからでしょうか?朝速すぎたのか?
那覇空港へも2時間くらいのフライト。ほんとに近いですね。渋滞の京都市内を車で脱出するより速いですよ。。
めんそーれ!あつっ!普段大阪で少し蒸し暑い環境には慣れていると思っていましたが、やはりここは違うようです。まず一番の印象は「蒸し暑い」。
空港からレンタカーを借りに。沖縄ではやはりレンタカーがないとちょっと移動は無理なようです。こういった撮影の準備、行程は事前身みっちり、計画済みです。レンタカーの受付場所も広いですね。
日本全国、いろんな土地に撮影に呼んで頂いていますが、その土地独特の景色や気候、人々、街の景観などを目にするのが大好きです。ここ沖縄では普通の公園の入り口にシーサーがっ!おお、沖縄らしいもの一号です。
ご結婚式の会場は那覇市から少し離れたリゾートエリア付近にあるので、本来であれば私もその付近に前日宿泊したいところですが、なにせリゾート、それにゴールデンウィークでしたのでとんでもない宿泊料にひるみ、泣く泣く那覇市近郊のビジネスホテルに。窓からの眺めはあまり沖縄を感じませんね。でも一歩外に出ると、のんびりと歩く人々の服装、顔立ち、話す言葉などがここが商人の街(大阪)ではない事を思い出させてくれます。
そう、前日の夜に恒例(?)の地方映画館巡りをしようとして近くの商業施設にふらっと行ってきました。「CINEMAS Q」。沖縄では大きな映画館のようです。ホテルでリサーチしたのですが、ホームページが重く、なかなか開かず、現地まで行ってきました。地方では時間の許す限り、その土地の映画館に行ってみるのが楽しみの一つ。映画が始まってしまえば、その「館」などはどこでも一緒なのですが、「映画館」という入れ物が好きで、どんな椅子か?空調は?売店は?ここはやけにネオンがおおいぞ。など、映画の前後、その雰囲気に浸るのが好きです。ブライダルでいろいろな土地に呼んで頂けるおかげですね。
でも、この日はしなければならない事がありました。お忙しい新郎様から「打ち合わせをしたい」とのご連絡が。なかなか前日にお打ち合わせという事はないのですが、特に用事もないので、食事でもしながらお話ししましょうという事で沖縄料理のお店に。
沖縄といえばオリオンビール。らしいです。
新郎様は前日にも関わらず、とても丁寧に明日のご結婚式の流れや、お二人が大切にしている事、ストーリーなどをお話し頂きました。しかし、後半は違う話に。。というのも、新郎様は広告関係で企業のコンサルをされている方。今回、ご自身のご結婚式のビデオ撮影業者を決めるに際にも、相当リサーチをされ、日本で一番優れているものをお選びになったと。とても光栄なお言葉を頂きました。さらに、そのリサーチは徹底していて、私のブログ記事の内容も細かくご覧頂いていて、また、ホームページの構成や、経営方針、集客方法まで私より詳しくご存知で、その場でブーケアンドリールのコンサルが始まってしまいました。明日は大切な1日だというのに、本当に申し訳ない(涙)。でも新郎様はとても良い方で、始終にこにこ、ときどきやり手コンサルの鋭い目線を感じながらお話をさせて頂きました。いや、一方的な相談ですね。
こんなに「ブーケアンドリール」の事を知って頂いて、そしてアドバイスを頂けるなんて、ほんとに嬉しい夜でした。
さて、次の日は撮影。お天気は曇り空。予報では時々雨が降る様子。ちょっと心配をしながら会場へ向かいます。やはりここは沖縄。あちこに米軍の施設や飛行場が見えます。
またサトウキビ畑も。また、のんびりした犬も。2回ぐらい轢きそうになりました。(気をつけてね!)
なんとか、お天気の隙間に海岸での撮影は出来ましたが、ご披露宴が始まってからはあいにくの雨。でも、ご友人の皆様や、ご親族の方々がとても明るく、楽しいご披露宴でした。沖縄の雰囲気を十分に感じられてとても楽しかったです。
でも、本当にこんなに遠方に呼んで頂けるなんて嬉しい事ですね。でも新郎様もおっしゃっていましたが、「結構探さないとブーケアンドリールは見つけられなかった」と。
ここまで呼んで頂けるくらい良いものでも、それを知って頂かなければ意味がない。ご依頼に精一杯応える事ももちろん大切ですが、「自分自身が本当に良いと思える事」を、多くのお客様に知ってもらう努力も必要。と言うか、知って頂くなくてはいけない。それは義務に近いもの?と大げさながら感じた1日でした。
とてもブーケアンドリールを気に入って頂き、だからこそ応援をしてくれる新郎新婦様に本当に感謝!!沖縄最高!