京都の鴨川です。もう何回鴨川の映像を撮影したでしょうか。
ブーケアンドリール(グレインフィルムズ)は関西を中心にビデオ撮影を行っていますが、最近はなぜか京都での撮影が多くなっています。ご結婚式の会場付近の風景を撮影するのですが、「その日の映像しか使わない」というポリシーを持っています。今日は京都の鴨川付近のレストランで、明日もその付近の会場で撮影、といった場合でも必ず「その日撮影した映像しか」使用しません。ご結婚式をあげられるお二人にはその一日に意味があるので、たとえ同じ会場で2日連続で撮影があっても、使い回しなどせず、会場外観や周辺の景色を撮影しなおします。ですので、もう鴨川はいろいろな表情をどれくらい撮影したか。
なぜこのような手間のかかる撮影を行うかと言えば、以前勉強をさせて頂いたブライダルプロダクションでは、オープニングに会場の外観を撮影した「ひな形」映像を同じ様にすべての方に付けていました。もちろん季節やお天気なんて関係無し。もしかしたら映像には表現できないかもしれない「特別な雰囲気の何か」(そのようなものが有ると思っています)は撮影されませんでした。私がご結婚式のビデオ撮影で目指す物は流れ作業で作られるビデオではないので、出来る限りお二人オリジナルの映像を作れるよう努めています。