始めに言っちゃいますけど、PDA GALLOP(ピーディーエーギャロップ)さんて言うカメラメンテナンスのカリスマ店があるんです。
いつのもようにご結婚式の現場で撮影をしていると、キャノンのカメラを使っているカメラマンさんのレンズに何やらいつも同じようなシールが貼ってある。「PDA GALLOP」?いつも何だろ?と思って聞いてみると、何やらとても腕のいいメンテナンスのお店がそれだとか。しかもここ大阪にある。
そんなお話を聞く機会が結構多くて、スチルのカメラマンさんに信頼は絶大のようです。
で、最近調子が悪いレンズを持って伺いました。大阪船場、繊維団地。ここは以前お世話になった会社のすぐ近く。もう自転車でこのあたりは乗り回し、よく知った土地。ここに最近移転されたようですね。何もないところなんです。。笑
そう、こちらはキャノン専門、そして「プロ」しかお付き合いしてもらえないんです。へえ、つ、強気な。。。ちょっとビビってます。
わざわざ代表の山下さんが丁寧に診ていただいて、細かなレンズの構造などとても丁寧に説明していただきました。なるほど、これは職人だなと。納得です。話し始めて45分、作業場の中まで見せていただき、どうやって調整を行うのか?事細かに説明していただきました。待たせている妻を忘れ。
何やら主にFacebookや口コミで集客をされていて、人気を呼んだとか。人柄ともちろん技術、「情熱」ですね。ご自身は「オタク」と謙遜されていましたが、やはり「職人」です。そんな「職人」は「職人」を呼ぶんでしょう。
ウェディングの現場は「職人」だらけです。メイクさん、調理スタッフ、お着付け、お花、インテリア、もちろんカメラマンさん。多くの「職人」に囲まれてそれが日常だと感じたら、こだわりのない中途半端な世界は少し生ぬるく感じるのかもしれません。
ギリギリの感性で、真摯により良いものを求める。そんな方々の側でお仕事ができることを光栄に思い、自らも謙虚に「職人」を目指していきたいですね。