最近TVCM見ますか?映像の仕事をしているにもかかわらず、正直、地上波などはほとんど目にしていません。見るとしたらネットの映画か、Youtube、たまに気に入った番組をHD録画するなど。そう考えるとTVCMってほとんど目にしてません。そんな人が増えているそう。
地上波、ネット、スマホ動画など、動画広告に触れる機会が増えるにつれ、視聴者の目が肥え、今までの映像広告の方法が通用しにくくなると言われてきました。まさに今、「あからさまに広告だと警戒される」という状況にまでに、身の回りが変わってきていると感じています。
そんな流れから聞こえてきたのが「ブランデッド・エンターテインメント(ブランデッド・コンテンツ)」という言葉。ブランドの価値を映画やTV、その世界観やストーリーで訴える手法。
昔も今も変わらず、広告を目にしてもらうためにのエンターテイメントというものはありましたが、現在の視聴者は目が肥え信用をしていないので、うまく広告と認識されないで忍びこませる必要がある。というポイントが非常に大きいいと認識しています。
例えば、すごく面白いドラマの中の主人公がかっこいい車に乗っているとか。実はその物語自体がその車の宣伝です。CMよりは長い時間、大きな世界観でその商品のイメージを語るわけです。これはネット動画が普及して多くの動画が接触点が生まれたことも大きいんでしょう。
「好かれたい」そんな思いを「エンターテイメントand広告」とはっきり切り離すことなく、一貫性があるものとしてストレートに表現することはすごく正直な手法だと思います。広告とエンターテイメントの境を可能な限り曖昧に。普通の生活で人間が行っていることと一緒ですね。「好かれたい」から面白い話をする。「好かれたい」から上手い歌を歌う。ダンスを踊る。
映像広告が人間としての個性を持っているような。もうつまらない駆け引きはやめようと言っているようで、これからの映像業界の明るさにワクワクします。
いや、何が言いたいかというと。。。ウェディング会場さん!そちらで撮らせて頂いたムービー、絶対WEBのせた方が広告になると思うんだけどなあ。(小声)