少し珍しい、三重県の桑名市というところにお呼びいただき、制作させて頂いたムービーです。まずはご覧ください。
謝辞のシーンでの新郎様の突然の涙。嬉し泣きでもない、感動でもない、その突然の涙には訳がありました。お支度でも挙式のリハーサルでも常に嬉しそうだったお二人。お支度の時にも髭を剃りながら、お仕事のお話なんかをしていましたね。
「あまりよう言いませんが。。本当にいいことがなくて」
そんな思いをずっと持ちながら、この幸せな1日とのギャップに困惑した時もあったでしょう。でもその辛かった過去を「今日の為に」と前向きに、肯定的に考えられる新郎様のお姿に感動しました。
ご本人の心の奥のお気持ちを、そのご表情から見つめることも大切ですが、やはりその自身のお言葉には何よりも勝る説得力、真実味があります。そんな「自身の言葉」というものを大切に、今後も映像を作っていけたらと深く考えさせて頂いた映像でした。