先日は、ドキュメンタリー撮影、いわゆる全編を撮影する記録撮影にお呼び頂きました。いつものようにお二人を撮影をしていると、途中からエンドロールの他の業者の方も合流。記録撮影(私)と写真カメラマン、そしてエンドロールのカメラマンさん、合計3名。新婦様を取り囲みます。そう、それって結構異様な風景。ただでさえカメラを向けられることに慣れていない素人の方でしたら、緊張するのが普通ですよね。時には写真カメラマン2名、エンドロール2名、そして私の5人で取り囲んだこともあります!流石にその時はみんなで笑いましたね。
正直、人数が多いとカメラマンさんも少しは「撮りにくい」と感じるはずです。だって、お部屋だって広い訳じゃないし、撮影のポジションだって取り難くなりますよね。そんなポジションを争って、写真と映像カメラマンが喧嘩することかもあるんですって。私はそんなことは全然ありませんが。(怖いですね。。。)
「いいものを多く残したい」。そのお気持ちはすごいわかります。でも、カメラが多くなるってことはやっぱり撮りにくさってものも多少は出てきます。そして、撮られる方もいくつものレンズを向けられると緊張しますよね?そんな中、いつも通りの自然なお姿でいれる自信はありますか?その場にカメラマン(人)がいるってことはその存在感が一つ増えるいうこと。いや、きっと気にしない方もいらっしゃると思いますが。
特にお支度の最中はその場の「雰囲気」はとても大切ですからね。カメラマンを選ぶ時に、少しその現場を想像してみて、その人数にも思いを巡らせて頂けると、お二人だけの現場の雰囲気が作れるはずです。