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毎日、編集作業に没頭していると、ふと「プツッ」と集中力や情熱って切れちゃう時、ありますよね。どんなお仕事でもそうでしょうけど。そういった時、自分の場合は、ただ続けます。しんどくても、ひたすら続けます。「情熱が戻るまでしばらく休んじゃう」って人もいるかと思うんですけど、やっぱりこれだけやってきて、映像が好きだからいつかは必ず情熱は戻るものとわかっているんですね。だからそれが向こうから戻ることを待つまでもなく、こちらから玄関まで行く感じで、ひたすら続けます。

また、もう一つの方法はお客様のご感想を頂くことですかね笑。本当に、お喜びのお言葉は何より制作の情熱を取り戻させてくれます。こちらも嬉しいお言葉を頂きました。

ご感想

「実は始め、映像はどこにもお願いする予定がなかったんです。きっとどこも商業的で流れ作業なんだろうなーと思い、プロフィールムービーもエンドロールも作るか迷っていました。でも、写真撮影をお願いしていたフォトフォリーさんで石井さんをご紹介いただき、サンプルムービーを観た瞬間、「石井さんにならお願いしたい!」と思いました。まるで映画のような今まで観たことのないムービーの数々。そして何より新郎新婦の皆さんに寄り添って制作していることがひしひしと伝わり、見ず知らずの皆さんの映像で涙しました。笑

そしてできあがった映像をみて、本当に感動致しました。石井さんの映像はただの「記録」ではなく、まさに『ドキュメンタリー映画』そのものでした。それはおしゃれに作り込んでいるからとかではありません。当日の楽しい様子はもちろん、ものすごいまばたきで緊張している様子、感極まってバージンロードで固まる父、それに焦る私の姿。ちょっと恥ずかしい姿ではありますが、その時その時の心の動き、様子を逃さず撮っていただいており、自然体の姿がそこにはありました。特にセリフがあるわけではないのに、その時の気持ちが溢れ出てくるような映像でした。きっと石井さんがそっと私たちを見守ってくれていたからこそ、こんなに素敵な映像に仕上がったのだと思います。

ちょうど私の家族が遊びにきていたので皆でわいわいと観ておりましたが、『本当にいい結婚式だったね』ととても嬉しそうな両親を見て、本当に石井さんにお願いしてよかったなと思いました。

これから記念日には必ずこのムービーを観て、いつまでもこの時の気持ちを忘れずに、仲良く過ごしてまいります。本当にこの度はありがとうございました。石井さんに出会うことができて、私たちは本当に本当にラッキーです!」

千葉県 T 様

結婚式・披露宴撮影

グランドプリンスホテル高輪 にて


そうなんですね。やっぱりご婚礼の映像ってみなさんあまり目にする機会がなくて、ご覧になっていたとしてもお書きになっているような「商業的な」映像なんでしょうね。うちは「商業的」とは真逆な、手作りの職人ですね。。一組一組の新郎新婦とそのご家族、ゲストの皆様の個性や人柄、そしてその人生の一部を映像として表現できるよう。雛形などない一つ一つがオリジナルな映像制作を信条としています。

また、ドキュメンタリーというスタイルは「ただありのままを捉える」とは少し違うかなと思っています。あくまでカメラマンの視点で切り取られるわけですので、その切り取り角度によって現実は様々に変化するもの。例えば現実的な視点で見つめれば、現実的で様式的な映像になるし、ロマンチックな視点で見ればそういう雰囲気になる。

演出などは行わないドキュメンタリーでさえ、「制作者の視点」だけでも雰囲気は変わるものです。

そこで私が大切にしていることは、温かい視点。そりゃ、人間ですから良いところも悪いところもある(あんまり結婚式で悪いところが見える方もいませんけどね)。でも、良いところを見ましょうよ。できる限りお二人の素敵なところを探して、そこを好きになる。そんな肯定的な視点が好きなんですね。

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