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いつものように、編集作業に明け暮れております。いや、編集って本当に楽しい時は一人で喋り出すくらい楽しい笑。今日もノリながら(エディターズハイってやつです)一人で何やら言っているみたいでした。「このカメラの動きいいなあ」とか、「この表情いいよねえ」とか。。。思わず。

やっぱり「輝く表情」ってあるんですよね。特に何をしているわけではない新郎新婦さんのツーショットだけど、その新婦さんの新郎さんをちらっと見つめる表情がすごく素敵。こんな時、映像の面白さを感じるとともに、嬉しくてしょうがありません。

でも思ったんですけど、こんなに他人の表情を見つめるって事、なかなか無いよなと。

実際、普段の私はちょっと恥ずかしがり屋なので、あまり人のお顔を見て話す事が苦手だったりします。でも、レンズ越しだとずっと追えちゃうんですよね。不思議な感じです。こういう感覚ってカメラマンさんならわかると思うんだけど。あれですね、戦場カメラマンが銃弾の飛び交う中でも、レンズ越しだと冷静になれるってやつですね。きっとそこには「私」はいないんでしょう。私の主観をかなり離れて、その場の空気としての存在となっている感覚でしょうか。

だから「これは私が撮ったんだ」という感覚もあまりありません。その場をただ切り取らせて頂いただけで、その場にいただけ。その「主観を入れない」というスタンスに「温かい目線」をプラスしたのがブーケアンドリールの様式でしょうか。

だから撮られる側は本当に自然体でいてください。いつもどおりに。そこにカメラマンはいませんから。

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