こんな記事を見つけ、深く心に引っかかったのでご紹介を。
【書き起こし】プロ司会者が伝授する「良質な会話をするための10個のルール」|U-NOTE [ユーノート]
かの有名な「TED」でのプロ司会者による「会話」についてのスピーチです。TVショーでのインタビューに際してのプロの心得、考え方みたいなものですね。なぜムービーカメラマンがこのような「会話」に関するお話に興味があるかと言えば。ドキュメンタリーの現場ではカメラマンは時には「インタビュアー」にもなり、会話、他者との言葉によるコミュニケーションの取り方がとても重要なスキルになると思っているからです。
そんな内容、ビジネス書なんかにもよくありますよね?でもこのトークはもっと本質的なことを言っているようで、すごく心を動かされました。
主に「10つのルール」から他者との会話について語られますが、その一つ一つが納得させられる内容です。例えば、
5つ目、「知らないなら、知らないと言う」。
9つ目は、「聞く」。
そして最後に「相手に興味を持つこと」という言葉でそのコミュニケーションの真髄を表しています。でも、私が一番興味を惹かれたのは、ここ。
私はプロの取材者として使うまったく同じスキルを、日常生活で使っています。ですから、「取材する方法」を伝授し、これがより優れた会話をするのに役立つことでしょう。
これらのルールは「テクニック」ではないと。仕事で使うものではなく、人として相手と心を通じ合うための当たり前の方法として、日常的に使うということ。それは言うなれば、裏表なく相手と会話をすること。「インタビューだからこう話す」ではないんですね。
いろんなテクニックは参考になるけれど、それらは「道具」。本当に必要なのは、相手に対する思いやりであったり、敬意、温かさ。そんな気持ちを持たないでうわべだけのテクニックで会話するようにはなりたくないなと、強く思った日でした。
そう、こちらからYoutube動画もぜひご覧ください。下のメニューバーから日本語字幕でも観れますよ。