どんな映像も「酷評」しない訳

自戒の念も込めて。

今日はちょっとゆっくりさせてもらい、午前中から映画館へ行ってきました。贅沢ですね。朝一番のSF映画は学生さんとおばちゃんしかいません。そんな中、「この中年は仕事してるのか？」という視線を物ともせず鑑賞する醍醐味。まあいいですか。。。

みなさん、映画とかネットTVとか見る前にその作品の評判って気にします？今日はちょっとその映画を見る前にTwitterとかで評判見てしまったんですね、そしたら悪い評判が結構ある。みんな言いますよね。

自分は一応映像を作っている「端くれ」なので、そんなハリウッド作品をけなす事なんか出来ません。だって自分よりも絶対に技術もセンスもあるスタッフが世界中から集まって出来た作品ですよ。それに文句を言うって、、出来ないですね。中には「うーむ」な作品ももちろんありますが、私は映像を見るときは徹底的に拒否はしないつもりでいます。

なぜならどんな作品にもそれぞれの事情があり、ちょっとでもその仕事に関連したことをしていれば、どんな苦労があるかは想像がつき、時には末端のスタッフにはどうしようもない「内部事情」というのがあることも承知。そんなものですよねどの業界も。

それと、マイナスの事を言ってもしょうがない。出来たらそこから学び取り、少しでもいいところを見つけて自分のプラスにしたい。という気持ちがあるから。全ての映像作品には「理想」があり、それを追い求めてスタッフは努力しています。最高のものを苦心してみんな作っている。誰も「いまいち」なものを目指して作っている人はいないでしょう。

だからどんな映像でも、私は「酷評」はしないように。どんな角度から、どんなセンスで見たらこの作品が素晴らしく見えるのか？そんな事を想像して見るようにしています。謙虚な気持ちですね。でも、これが忘れちゃいがち。なので「自戒の念も込めて」。これって人と関わるときも一緒ですよね。