表参道バンブー にて
撮影/編集:石井 誠
先日は表参道のほうでエンドロールの撮影をさせていただきました。エンドロールというか、二次会でご友人様方にご結婚式の様子をご覧いただきたいと言うことで、ご披露宴を全て撮影し、二次会までに編集、上映をさせて頂きました。
通常の記録撮影と違って、エンドロールはおおよそ5時間ほどある1日のご様子を4分程度に収めるわけですので、かなりポイントを押さえた撮影が必要になります。だらだら撮影していると編集が間に合いません。しかし、ただこちらが想定したカットをひな形どおりに撮影するのではなく、いかに「そのお二人のオリジナルティ」を数分で表現するかが勝負になります。ここ、非常に大切にしています。
カメラを構えつつ、印象的なシーンを待ちます。その場の雰囲気を見ながら「特別なカット」を探します。
ですので、撮影時にほとんど構成をリアルタイムで考え、編集にそれほど時間はかかりません。この即興的なものがエンドロールでは重要だし、楽しいところです。
この日は新郎様からのサプライズがあり、最後に数ヶ月前から練習されていたピアノの弾き語りがありました。新婦様はもちろん、皆さん感激されていましたね。新郎様を準備の段階から追い、その内側のあたたかなお気持ちが表現できたのではないかと思います。
私にしては少しほのぼのしていて、ポップな雰囲気ですが、こういった映像も撮影していて楽しいですね。